森川三昧 夏


  標高のある北塩原村でも 夏の陽射しは容赦ない 

それでも大地に育つ野菜たちと 向き合う人たちがいる

実りの季節に向けて今を働くこと  それがこの場所で生きている証である


 湖畔の道路からは けして見えない光景がある

より湖面に近づかないと気がつけない息吹がある

カヌーに乗って水面を滑ると あたりは木々に囲まれたところから

水に支配された冒険の一場面に変わる


いつか見たことのあるような 懐かしい...

それでいて 新しい世界を拓くような ワクワクした気持ち

それが目の前にある

戻る